CASE

M&A成約事例

大手飲食店による提案力でスピーディーな承継へ

  • 事業の選択と集中
  • 飲食業

案件概要

30年続くフランス料理の食材をメインで扱う輸入会社。会社名の存続と従業員の雇用も継続して株式譲渡が成立。

クローズまでの経緯

日本の名立たる有名シェフにも知られている売主はプロに向けて食材を販売。長年のバイヤー歴があるため、その経験を活かして様々な食材を目利きして仕入れてきた。会社の代表権は息子に譲ったが、本業ではないため事業拡大をするには難しい状況だった。
そこで、幅広いジャンルの飲食店を展開する大手飲食店が事業承継の候補先として手を挙げた。その買主候補が提案したのは3つ。1つ目は売主が抱えている食材を買主の店舗網を活用して国内飲食店へ販売すること。2つ目はインターネットを利用した個人販売。3つ目は東南アジアを中心とした海外販売である。
上記の提案と買主の意思が伝わり、売主が保有していた全株を譲渡することで今回の事業承継は成立に至った。

ポイント

コロナ禍で飲食業界の事業承継は難しいと判断されがちです。同業の2社はシナジーを生み出せると確信し、スピーディーに事業承継が成立。社名と従業員の引継ぎについても売主の意思が伝わり、両者が描く理想の形で承継することができました。

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