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M&A成約事例

成長戦略を見据え、地域インフラを守るためのM&A【M&A成約インタビュー】

  • 不動産業
  • 事業の多角化

 

株式会社Re.建設は、神奈川県で建築事業、公共工事、不動産事業を手掛け、急成長を続ける企業です。当社は数年前から成長戦略・人材不足等の課題を解決するため、M&Aを手掛けており、今回、ジャパンM&Aソリューション株式会社がM&Aのお手伝いをさせていただいた株式会社美作との事例についてお話を伺いました。

Q. M&Aを活用しようと思われたきっかけを教えてください。

仲村様:自社で本格的に活用しようと思ったのは、もっと早く企業成長できないかと考えたことがきっかけです。

将来的な企業成長や、上場を視野に入れる中で、自社の成長だけでは時間がかかると感じており、成長戦略の一環としてM&Aを本格的に検討し始めました。

そこから、シナジーがある建設系の企業を10社ほどM&Aをさせていただき、リフォームや不動産売買などへ事業を展開してきました。

Q. これまでどのような会社をM&Aされてきたのでしょうか。

仲村様:ほとんどが工務店です。建築・土木を手掛ける会社ですね。施工能力を自社グループ内で確保することを意識しています。

私たちは住宅にまつわる建築や不動産領域が中心なので、サプライチェーンを垂直に広げる形でM&Aを進めてきました。特に、公共事業は地方のインフラを守ることにもつながります。会社の利益だけでなく、社会のためにも役立っているという想いでホールディングス化を進めています。

Q. 今回のM&Aで実現したかったことは何ですか。

仲村様:グループで事業を拡大する中、店舗工事や内装工事の問い合わせが増えていたのですが、自社で対応しきれない状況が続いていました。需要に応じて外注もしていましたが、コストや様々な調整作業を考えると、内製化できればもっと効率的だとは意識していました。

というのも、この業界で人材採用や育成を一からやると三年から五年はかかります。今回のM&Aではそれらの課題を一気に解決できると思いました。今回、一緒に美作さんがグループに加わったことで、弊社の案件を内製できますし、美作さんにはベテラン技術者が大勢いらっしゃいましたので、人材育成の面でも大いにメリットがありました。

Q. 本件を進める中で大変だった点はありますか。

仲村様:多額の負債を抱えた案件だったので、金融機関への説明に時間がかかりました。債務超過案件を引き受けることについて理解を得る必要がありました。

また、小規模企業のM&Aは数字だけでは判断できません。従業員の問題や、経営者の体調など、書類には出てこない事情も多く、その点は毎回難しさを感じます。

Q. 担当コンサルタントの印象はいかがでしたか。

仲村様:メリットだけでなく、デメリットもきちんと説明していただけました。熱量を持って対応してくれたと感じています。案件の大小に関係なく、本気で取り組んでいただけた印象でした。

Q. 譲受企業(売手)側の従業員の反応はいかがでしたか。

仲村様:ポジティブな反応が多かったです。このまま会社がどうなるのか不安を感じていた方もいたようですが、若い社員が多い会社に加わったことで安心感を持っていただけました。

人が入ってくることで、会社が続いていくという実感を持ってもらえたのは良かったと思います。

Q. 今後の御社のM&Aの方針について教えてください。

仲村様:まずは今回の会社をしっかり整えることが優先です。

そのうえで、同じように地域でインフラを支えている建設会社を承継し、公共工事やリフォーム案件を安定的に担える体制をつくりたいと考えています。

将来的には、不動産アセットを持ち、自社で補修・管理しながら賃貸や宿泊事業へ展開することも視野に入れています。

Q. 今回のM&Aを振り返っての率直な感想をお聞かせください。

仲村様:何度も企業買収を経験してきましたが、小さな会社のM&Aほど難しいと感じています。数字に出ない情緒的な部分が大きいからです。

例えば、譲受企業の社員さんはオーナーが変わっても、彼らの想いや気持ちは前の社長にあることがよくあります。そこを壊さずにどうPMIを進めるかは今も勉強中です。

株式会社Re.建設と株式会社美作の社員が集まって最初の懇親会

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