CASE

M&A成約事例

83歳経営者の事業承継を8か月で完結させたM&A。冷却塔の水質管理及び保守点検、水管理剤の開発会社の株式譲渡

  • 後継者問題の解決
  • その他

事業承継に向けた決断

会社員を退職した社長が、定年後19年前に会社を設立。当社独自の冷却塔用水処理剤を開発し特許取得、大手企業等にも徐々に事業基盤を拡げてきた。斯かる状況下、社長も83歳と高齢になったこと、息子さんが従来からご病気で事業引継ぎが厳しいことに加え、経理面を支えてくれた奥様もご病気になったことを機に、自身が開発した事業を引き継いで拡大してくれる会社に思いを引き継ぎたいとの相談を取引金融機関に行ったところ、弊社宛にご紹介があり、M&Aを検討することとなった。

案件成約までの経緯

奥様のご病気の影響もあり、足許事業を縮小せざるを得ない状況にあったが、大手企業との安定的な取引が継続していること、当社独自の特許ビジネスの期限も残っている点等をアピールし、ビルメンテナンス会社等周辺事業の買手に複数コンタクト。その中で、神奈川を拠点とする水を扱う共通項がある会社が興味を示し、社長の素朴な人柄や更なる事業拡大の可能性にも興味を示し、案件受託から8ヶ月で成約に至った。

今回の成約ポイント

① 事業規模は小規模ながら、特許を保有した大手企業との安定的な取引基盤もあり、更なる事業拡大の可能性が買手に認められたこと
② 財務内容は不悪で、買手にとって近畿進出拠点としての足掛かりとして、投資の視点でも採算が取れると判断出来たこと
③ 水ビジネスという共通項があり、両者ともに親近感を持ってお互いの理解が深まったこと
より、双方にとって条件面、負担も少ないディールとなった

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