関係構築とスピード感が鍵となり無事に譲渡成立
- 医療業
- 後継者問題の解決
親族内承継が難しく、第三者への譲渡を決意
今回は、近畿エリアで歯科クリニックの運営をする医療法人の事業譲渡についてご紹介します。
歯科クリニックを2店舗運営する医療法人が、理事長の高齢化・体調悪化に伴い譲渡を検討していました。
当初はご子息を後継者として想定していたものの、ご子息は既に自身で歯科医を開業していたことから事業承継候補ではなくなっていました。
その他に承継候補として勤務医も検討していたものの、諸事情により承継が困難に。
そこで税理士事務所を通じて当社への相談へ至りました。
当社は現状を踏まえ、第三者への事業譲渡を提案し、その案で進めることとなりました。
急展開にもスピード感をもって対応し、無事譲渡成立へ
当社は、クリニックの近隣エリアを中心に譲受先候補の探索を行っていきました。
その中で、訪問歯科を行っているクリニックが前向きに検討を進めたいという希望がありトップ面談等を実施。しかし、譲受先候補のクリニックは、既に別の譲渡先候補と商談中だったため検討保留となってしまい、他の候補企業も見つからない中で、数カ月が経過。
ところが、その商談が中断したという情報が入り、速やかに商談を再開し、譲渡契約を成立することができました。
理事長の体調が悪化する中で、迅速に商談ができるよう定期的に譲渡先候補との関係構築を図り、綿密な連携をしたことで功を奏しました。
譲渡が成立した2つのポイント
①スピード感:理事長の体調悪化を鑑み、スピード感を重視して商談を進めたことが、早期の契約締結につながりました。
②関係構築:譲受先の医療法人との関係性を構築し、信頼関係を築いたことでスムーズな商談進行ができました。
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