CASE

M&A成約事例

後継者不在の自動車整備工場が、地域密着型運送会社とのM&Aで新たな道を切り開く

  • 自動車整備業
  • 後継者問題の解決
  • 経営基盤の強化
  • サービス業

後継者不在による廃業を選択しようとしていた2代目社長

 創業40年以上のA社は、自動車整備工場を経営し地域に根付いたサービスで愛されてきました。
しかし、大型整備工場の進出により業績は徐々に低下。後継者を育成する余裕もなく、気が付くと創業者より経営を引き継いだ2代目オーナーは高齢と後継者不在という大きな課題に直面していました。顧客や従業員のことを考え、迷惑をかけないうちに廃業を…と考えていた中、地域で活動する事業承継の専門家と出会い第三者承継(MA)の存在を知り、当社へご相談いただくことになりました。

1年という限られた時間から始まった譲受企業探し

 会社とご自身の余力がある間に、という理由から2代目オーナーは「1年」という期限を設けて譲受企業探しをスタートさせました。最初の半年は良い候補が見つからず、半ばあきらめ気味でした。

 そんな中、事業の多角化を検討していた譲受企業候補・B社が名乗りを挙げました。運送業を営むB社は、MAによって事業の多角化が果たせるだけでなく、整備コストの削減や部品などの消耗品のコストダウンも見込めると判断し、交渉フェーズへ進むこととなりました。

意気投合した両社の代表。一気にクロージングへ

 最初のトップ面談で奇しくも、A社とB社の創業年月が同じだということが判明。その出来事をきっかけに一気に意気投合した両社の交渉はスムーズに進みました。A社が当初気にかけていた従業員待遇や取引先への対応も納得のできる条件でまとまり、最初の面談からわずか1か月弱で株式譲渡が成立しました。

今回の成約のポイント

 今回のM&Aが成功したのは、以下の点が大きかったと考えられます。

①後継者不在で悩んでいた会社と、成長意欲旺盛な会社とのマッチング
②両社の企業理念や地域への貢献意欲が一致していたこと
③スムーズな交渉と円滑な手続き

 

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