ブランドも従業員の雇用も維持し、有名ケーキ店の株式譲渡が成立
- 後継者問題の解決
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案件概要
東京の閑静な住宅街に長年お店を構え、地域の方に愛されているとあるケーキ店。
オーナーは年齢が70歳を迎える手前となり事業承継について考えるように。
後継者は特に決めていなかったため、第三者への譲渡を想定していた。
ブランドや従業員をきちんと引き継いでくれる譲受先を選定し、歓喜の事業承継が成立。
クローズまでの経緯
スイーツの本場、パリで修行したオーナーを始め、パティシエも多数在籍している有名ケーキ店。
オーナーの年齢が70歳を迎える手前となり事業承継について考えるようになり、知人から当社の評判を聞き2021年春頃に当社へ相談があった。
譲渡する際のオーナーの希望として、ブランドや従業員をそのまま引き継げることが大前提だった。
当社は、ブランド展開している同業のケーキ店ではなく、「食」に通じる会社全般で譲受候補を探索した。
複数候補がいる中、お弁当販売や介護事業・保育園事業等の複数の事業運営を行う会社へも打診を行うこととした。
このお弁当販売の一環として、通常のお弁当販売の収益向上と介護事業の食事にケーキを付随して販売・提供してみてはどうかと提案。
譲受企業は、セントラルキッチンを保有しており、当社の提案を活かすとシナジーが見込めると判断し、意向表明を提出した。
こうして、株式譲渡が成立した。オーナーの希望通り、ブランドも従業員もそのまま引き継ぐことが可能となった。
こうして、株式譲渡が成立した。オーナーの希望通り、ブランドも従業員もそのまま引き継ぐことが可能となった。
オーナーは承継後も一定期間は働き、譲受企業への引継ぎ等を行う。
今後もより多くの人にケーキを届けられるように取り組む。生き生きと働くオーナーの姿に歓喜の声が上がった。
ポイント
オーナーが自身の年齢から早めの段階で事業承継について考え、取り組んだことが今回の成約ポイントとなります。
そして、譲渡の条件としてブランドと従業員の引継ぎをきちんと実行し、かつ同じ「食」に通じる会社のみに絞り、
選定したことで相違なく承継できたのだと感じます。
現在、「会社の規模が小さいから」「業績が不調だから」等の理由で事業承継を諦めている方が多く見受けられます。
当社は業種や業績に問わず様々な案件を実行してきましたので、そのノウハウや経験を活かし、
お客様にとって最適な提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。
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