CASE

M&A成約事例

一度は見送った鮨屋の事業譲渡。1年経てスピード成約

  • 事業の選択と集中
  • 飲食業
  • コロナ禍

ミシュランを獲得した高級鮨屋

 東京の一等地に本店を構える高級鮨屋。常連客も多く通う有名店。味や見た目はもちろん、大将の人柄やおもてなしの評価も高く、某口コミサイトでもその評価は高い。
 そんな有名店を抱えるA社の本業は別にあり、コロナウィルスの感染拡大によって先を見通せないことや、本業でない飲食事業は切り離す方針で考えていた。
 A社のオーナーは譲渡ができるよう、会計顧問を通じて話しをしていた所、当社へ話しがあった。
 当初、話があった時期はコロナウィルスの感染拡大により緊急事態宣言が発出され、思うような譲受企業は見つからなかった。難航しているうちにコロナウィルス感染者数が減り、店舗の売上も戻ってきたことから本案件は立ち消えとなった。

ところが、翌年の春に改めて当社は依頼を受けることとなった。

従業員の雇用と看板は引き継ぎたい想い

 この時期も依然としてコロナ禍であり、飲食店にとっても影響は大きく、深刻な事態だった。
 しかし、その中でもこの店舗は感染症対策を行ったうえで営業を行い、通常時の利益を確保していた。
 譲渡時の条件とし、従業員の雇用や店舗の看板、一定の譲渡価額は確保したい希望があった。こうした希望を把握したうえで、当社は譲渡成立までサポートを行った。

わずか3ヶ月のスピード成約

 早速の探索を始めた当社では、飲食店の買収経験のある企業で、同飲食店に強い興味を抱いていた譲受企業に出会った。
 同譲受企業では、引継ぎの際のノウハウや買収後の計画についても明確であった。譲渡価格についても想定予算であったため話しはスムーズに進み、当社へご相談があってから3か月以内という短期での譲渡成約ができた。
 譲渡後は譲受企業のノウハウで管理を行い、当初の計画より大幅に利益をだせることとなった。同店の屋号で新たに1店舗の出店も行い、さらなる買収による効果を出しているところである。

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